[ストーリー] | 高等部まで毎日のように理恵から「昼メシ代」を借りに来る中学生の大志。理恵は大志のことをまだまだ子供だと思っていた。でもある日理恵は友達の歩美に「大志を紹介してくれ」と言われ、歩美のことを大志に話すと、「その友達かわいいの?」という意外な反応が!歩美と付き合うようになって昼メシ代を借りに来ることがほとんどなくなった大志。歩美に「一見冷たそうだけど、実は優しいんだよ」と言われショックを受ける。次の日、購買でたまたま通りかかった大志は理恵をみかけ、「歩美ちゃんが、弁当作ってくれたらしいからとりに行くの」とだけ言って、通り過ぎようとした。理恵の耳に『一見冷たそうだけど、実は優しいんだよ』という歩美が言った言葉がよぎった。「…待って!!行かないで」と思わず大志を呼び止めた。理恵は泣きながら素直に大志に自分の気持ちを伝えた。すると大志は「何で俺が毎日高等部まで金借りに行ってるのか分かる?本気で毎日、財布忘れてるわけじゃねぇんだよ。気付けよバーカ」と言って理恵を抱きしめた。理恵は「大志…ごめんね。大好き」と告白した。。。 ー帰り道ー 「歩美ちゃんになんて言おう?」などと理恵が言葉を捜していると「落ち着け。ほら500円返してやるから」「もう、それどころじゃな…」 チュッ…「利しつき☆」「も〜それどころじゃないよ〜照」と楽しそうに(?)歩いていくのでした。★おしまい★ |