りぼん漫画スクール2001 4月号 |
作品タイトル | 枚数 | 名前 | 年齢 | 出身地 |
ダウト! | 26 | ミキマキ | 18 | 埼玉 |
成績:準りぼん賞 りぼん 2001年春のびっくり大増刊号にてデビュー掲載 前回成績:りぼんNEW漫画スクール 373回努力賞(2000年11月号) |
[ストーリー]真琴は、キョーレツな外見の御曹司と見合いをさせられるハメに。それを逃れるため、両親に彼氏がいると嘘をついてしまった。そんなとき、学校に嘘つきのプロ・赤巻がいることを知り、彼氏になりすましてもらうことにした…。 |
[評]設定が面白く、キャラクターを生かした作品に仕上がりました。「嘘つきのプロ」という設定が良かったです。なんで嘘つきのプロなんかやっているのか、と真琴が聞いても「今日、君に出逢うためだよ」と答えるような赤巻のしゃべりが、作品全体に生きていました。どこまで嘘でどこまで本当か分からない赤巻の話に、真琴どころか読者もすっかりそのペースにハマってしまいます。設定の勝利と言えます。真琴の視点で話が進めることができたことも、評価できます。ただ、序盤で、真琴がどれだけお見合いが嫌なのか、その緊張感をもっと伝えられればよかったと思います。 また、ラストの種明かしは、不要だったかもしれません。ラストのエピソードは、すごい嘘をつくと鼻血が出るという赤巻の体質を生かし、作品としてのまとまりを生んでいます。でも、赤巻のペースで面白く進んでいた作品の雰囲気が損なわれた気もします。 ミキマキさんは、読者を笑わせるコメディセンスがあります。反面、今回のラストのように、きれいに話をまとめようとする真面目さがあります。細かいギャグが面白いだけで終わらないために、もっと大胆な話作りをしていいかも知れません。読者をとことん笑わせるサービス精紳に磨きをかけましょう。絵もこの調子で頑張って! |
得点 | |||||
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絵 | ストーリー | ||||
キャラの顔等の魅力 | 5 | 16 | キャラ性格等の魅力 | 7 | 22 |
構図・コマ割り | 6 | ネーム | 8 | ||
表現力 | 5 | 話の内容・テーマ | 7 | ||
センス | 32 | ||||
総合 | 70 |